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素+象sozou建築設計事務所

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Author:sozouarc
京都で設計事務所をしています。店舗内装から住宅の設計などなど。住まいや、建物のことで困ったことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。京都に限らず、呼ばれたらどこへでも行きます!

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2015.05
19
Category : 建築
Theme : 建築
Genre : ライフ
フランス滞在、二日目。

この日は建築界の巨匠の原点、ともいえる建築に会いに行きます。

巨匠の名は ル・コルビュジェ(Le Corbusier)。

近代建築の祖の1人と言われています。

しかし、私を含む現代の人たちが、彼が設計した建物を見ても

普通やん。

って思うかもしれません。

しかし、彼が活躍し始めた1920年代の建物と言えば、パリの街並みに見られるように

「建物の表面などに装飾を施すことが良い」

とされた時代。

その時代に、装飾を一切取り払った建物を

「これがこれからの建物だ!」

と言って、機能性を追及した設計を打ち出した建築家です。

彼は近代建築五原則というものを発表します。

自由な平面
自由な立面
水平連続窓
ピロティ
スロープ

この5つの要素は、今となっては、さほど珍しくもない事ですが、

当時、建物を壁で支えていたヨーロッパでは、柱で支えるというのは大変斬新でした。

では、その建物を見に行きます!


まずは、電車に乗りパリをはなれポワシー(Poissy)へ。
IMG_0611.jpg


ポアシーに到着。
こちらの街並みも時代を感じさせる景観です。
IMG_0621.jpg


到着しました。
この看板が目印。
IMG_0623.jpg


建物まで長いアプローチがあります。
IMG_0624.jpg


外回りは後ほど紹介するとしまして、
居間です。
明るい空間に出来上がっています。
IMG_0636.jpg


こちらは台所。
シンプルで機能性が重視されています。
IMG_0644.jpg


ドアノブもシンプルなデザインです。
このデザインは、この建物共通のようです。
IMG_0640.jpg


廊下。
部屋を広くとる分、廊下は最小限の幅になっています。
片面だけブルーに塗られているのがきれいですね。
IMG_0646.jpg


これは浴室です。
こちらは寝室に面して計画され、
ベッドのようなところは、ここで横になってくつろいだとか。
IMG_0660.jpg


書斎です。
色使いがきれいです。
IMG_0666.jpg


こちらは2階にあるテラスです。
向こうに見える居間との間の大きなガラス面が特徴的です。
このガラスは、横にスライドさせて開閉させます。
IMG_0668.jpg


五原則の一つであるスロープです。
IMG_0670.jpg


テラス。
こうやって見ると、
横長の窓、自由な立面、壁からの解放
という特徴がよくわかります。
IMG_0671.jpg


スロープです。
IMG_0673.jpg


1階ホール。
突き当りの黒い扉が出入口です。
IMG_0690.jpg


外部のピロティです。
正面の黒いドアが出入口です。
IMG_0692.jpg


外観です。
1階はピロティ状です。
2階は横長の窓で、自由なデザインとなっています。
そして、外観に装飾はありません。
IMG_0693.jpg


さあ、巨匠の世界とお別れです。
IMG_0696.jpg


今振り返ってみても、
この目で実物を見た時の感動がよみがえってきます。

それだけ、偉大な建築であり、この住宅の歴史的な意味を知ると
彼の思想の高さをうかがい知ることができます。

もちろん、今回訪れる前からさまざまな建築関連の書籍で、
その姿かたちから成り立ちまで知っていたわけですが、
実際に見るとその存在感に大変刺激を受けました。

やはり、実際に訪れてその空間に身を置き、その世界を体感することは
何物にもかえがたいものです。

期待していた以上に楽しめた時間でした。
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2015.05
09
Category : 建築
さてさて、現代美術の現代建築であるポンピドーセンターを後にし、

次はいわゆるパリの商店街、パッサージュ(passage)巡りへと続きます。

15分程歩いて、パッサージュが集まっている界隈を目指します。

が、

その前に、昼ご飯を

ポンピドゥーセンターの近くにあるカフェで、クレープを食べました。
IMG_0487.jpg

クレープと言っても、甘いのではなく、塩味で昼ご飯になるような味付けです。

さて、一路パッサージュへ。



と言っても、そこはさすがパリ!

歩いていても、油断ならないほど魅力的な景色が続きます。


通りの角にある装飾豊かなアパート。
IMG_0494.jpg

バルコニーの手すりの装飾が素晴らしいアパート。
IMG_0495.jpg

こんな景色が続きます。


そして、振り返ると先ほどのポンピドーセンター。
周りとの対比で建物の大きさがよくわかります。
IMG_0496.jpg


こちらは、アパートの入り口にあるオートロックの呼び鈴。
これで、住人を呼ぶようです。
IMG_0498.jpg


そして、信号。
パリでは、あまり信号は守られていないようです。

車が来なかったら渡る。

そんな感じです。

パリには電線がないので、信号も地上におかれています。
IMG_0503.jpg


そんなこんなで、まずは一つ目

ギャラり・ヴェロ=ドダ(Galerie Vero-Dodat)

に到着です。
IMG_0539.jpg

商店街と言いましたが、パッサージュは建物をぬって出来ている通路にガラス屋根をかけたものです。

床はモザイクタイル、壁には大理石が張られ、屋根からは柔らかい光がそそぎます。

両側にはお洒落で洗練された店が立ち並ぶ

パリのもう一つの顔です。


さて、一つ目のパッサージュを出て
IMG_0549.jpg

石畳を歩き、


二つ目のパッサージュ

ギャルリ・ヴィヴィエンヌ (Galerie Vivienne)です。
IMG_0561.jpg

こちらも特徴は似ていますが、屋根のデザインや床のモザイクの形が違います。

後はこのような看板があったり、
IMG_0556.jpg

また先ほどとは違った呼び鈴があったり
IMG_0552.jpg

屋根に下がる照明も、古さを感じながらも雰囲気を演出しています。
IMG_0559.jpg

お店はカフェのほかに、植物を扱う店もあったりします。
IMG_0565.jpg

床のモザイクがとても特徴的で、きれいです。
IMG_0566.jpg

中から出口を見るとこんな感じです。
IMG_0568.jpg

入口の看板。
IMG_0571.jpg


さて、次は3つ目のパッサージュへ向かいます。


道中の景色。
本当にどこまで行ってもパリはパリです。
IMG_0586.jpg

途中に少し現代的なデザインのものもありました。
IMG_0590.jpg


さて、お次は

パッサージュ・デ・パノラマ (Passage des Panoramas)です。
IMG_0596.jpg

こちらは、先ほどとは違い、通路幅の狭い庶民的な雰囲気です。


そして最後は
パッサージュ・ジュフロア (Passage Jouffroy)
IMG_0601.jpg

こちらも、庶民的ですね。
屋根と床のデザインがきれいで。
両側の店もにぎやかです。


4つのパッサージュを見ましたが、どれも一つのルールで作られているのですが
デザインを変えて個性をだし、そして美しい。
ここでもパリの魅力の一端を見ました。

やはり、パリは美しいものが残る。

そんな印象を受けた時間でした。
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