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素+象sozou建築設計事務所

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Author:sozouarc
京都で設計事務所をしています。店舗内装から住宅の設計などなど。住まいや、建物のことで困ったことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。京都に限らず、呼ばれたらどこへでも行きます!

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2011.06
29
Category : 福祉
Theme : 家を建てる
Genre : ライフ
今、老人施設の一つに有料老人ホームがありますが、設置には当然届け出が要ります。
しかし、これを無届けで運営している老人ホームもあります。もちろん、きちんと運営されているところが
ほとんどだと思いますが、中には十分な介護が受けられていないところもあります。

この無届けの有料老人ホームは当然公的には認められていないわけですが、にも関わらず市町村が
その存在を前提として介護の運営を考えている場合があります。
例えば、自分の地区ではお年寄りを受け入れる施設がないために、隣接した地区の有料老人ホームへ
入ってもらうといった具合です。

しかし、隣の地区も介護保険などの負担まで補う財源がないために、そのお年寄りの住民票は自分の
地区に残し、介護保険などの負担は元いた地区で負担します。
この、自分が暮らしていた地区から隣の地区への移動で、
そのお年寄りの方の今までの生活が途切れてしまいます。

しかし、いまこの状態が見直されようとしています。
住民票がない地区の有料老人ホームに入っているのはおかしいのではないかという事です。
本来は暮らしている地区で介護保険などの給付も受けるべきだという意見が出ています。
暮らす場所に住民票があり、介護保険などのサービスを受ける。
当たり前のことですが、中にはそうできない事情もある事も事実です。
この見直しの中で、元の地区と移動先の地区で介護保険等の負担の押し付け合いがおきています。
そりゃあそうですね、住民票がないという事は税金を納めていないわけですから、サービスの負担は当然
元の地区の範疇です。

ここで何が言いたいかというと、
もしも移動先の地区がサービスの負担を断れば、当のお年寄りは元の自分の地区へ戻るのか
という事です。

隣の地区へ移動したときに自分の生活が途切れ、また今移動することになれば再度生活が途切れます。
それはあまりにも気の毒です。

住みなれた場所でずっと安心して暮らしていける

これが、実現されるように
誰のためのサービスかをもう一度考えて頂き、最善の解決策が生まれることを願っています。
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2011.06
25
Category : 福祉
Theme : 家を建てる
Genre : ライフ
前回は、高齢化率の話について書きました。
2015年ごろには4人に一人が65歳以上になる。
要は極端に言えば、電車に乗った時に乗客の4人に一人がお年寄りだという事ですね。
座席の4分の1はシルバーシートにしなくては・・・。それはちょっと言い過ぎですか。
しかし、この高齢化も
「各世帯にそれぞれお年寄りがいる。」
というのなら介護の面から考えても心配ないかもしれませんが、
実は
「お年寄りだけの世帯も増える」
というのが実情です。
少し古い資料になりますが、2003年で日本全国の世帯数は約4580万世帯です。そしてそのうちの約4割が高齢者の世帯でした。
また、その高齢者世帯のうち約2割が単身の高齢者の世帯
同じくその約3割が高齢者のご夫婦の世帯でした。
これは恐らく現在も増えていると思われます。
しかし、これには当然様々な事情があってお年寄りだけの世帯になっていて、中には自立してご夫婦仲良く、また一人で気ままに暮らしていらっしゃるお年寄りの方もおられます。
大事なのは、
歳をとっても自分で人生が選べる
ということだと思います。
歳をとって子供に世話をしてもらうも良し、
老人ホームに入るも良し、
自立した生活を送るも良し、
だと思います。
大切なのは、
それぞれの人生をサポートできるサービスが充実していること
です。
そのためには、暮らす住まいを安心、安全、快適にしておく事も一つの方法で、私はそう言う設計をしていきたいと考えています。(最後は自分の宣伝ですいません・・・。)
それは、若い時から考えても良いと思います。
2011.06
21
Category : 福祉
Theme : 家を建てる
Genre : ライフ
突然ですが、「日本は高齢化が進んでいる」とか「日本は高齢者社会だ」とか言う話を時々耳にします。
高齢化率とは「65歳以上の方の全人口に占める比率」で
高齢化社会には実は3段階のステップがあり、
① 高齢化率7%を超えると「高齢化社会」、
② 高齢化率14%を超えると「高齢社会」、
③ 高齢化率21%を超えると「超高齢社会」、
と呼ばれるようになります。
日本の高齢化率は2005年当時で20.1%。間違いなく超高齢化社会へ突入します。
そして、2015年にはいわゆる「団塊の世代」(1947~50年生まれ)と呼ばれる人たちが高齢者の仲間入りをされます。
そうなると高齢化率25%を超える日が来てもおかしくないでしょう。
つまり、4人に一人が65歳以上です。
その高齢者の増加に対して、介護保険などをベースにした高齢者サービスは施設、人材共に明らかに不足しています。
これからは、より身近になってくる高齢者の事についてもっと真剣に考える時代なのかもしれません。
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2011.06
15
Category : 福祉
Theme : 家を建てる
Genre : ライフ
住みなれた場所でいつまでも暮らせること、それが年をとっても幸せに暮らせる一つの方法だと考え、建築という視点から
追い続けています。
そんな中で見つけたのが、浜崎裕子氏が書かれた「コミュニティケアの開拓」でした。
この本では、福岡市にある新興住宅地に住み始めた住民たちが、子育てや介護など自分たちが人生の中で直面する課題
について、個人の問題ではなく地域活動として解決していこうとする様子が描かれています。
その中でも特に高齢者介護にまつわる活動にスポットをあて、施設の誘致、建設、そこから学んだ教訓などを中心にストー
リーは進んでいきます。

読んでいて印象的だったのは、住民のニーズに対し施設などのハードありきではなく、住民会議などを行い最適解を求める
中で、施設という解決策になっていくような、あくまで自然な流れで決まっていっているということです。
建築や福祉だけでなく多くの専門家たちと住民が話し合いを重ね、一つの方向性を出していく様子は強い動機と忍耐力の
賜物であると感じました。
このような動きが各地でおこれば住民主導のまちづくりが行いうると思いますし、そうなるためにはわれわれ一人ひとりが
もっと自分のまわりの事について敏感になって考える必要があると思いました。

この本を読み終わり、なお一層今のスタンスを追いかけていきたいと感じているところです。

皆さま興味がありましたら是非お読みください。
コミュニティケアの開拓 浜崎裕子著 雲母書房
2011.06
15
前回で工事の完了、建物の完成まで説明しました。簡単に説明しすぎた気もしますが、もちろん設計、監理の各作業の中では膨大な打合せ、資料作成があります。
 私は、設計事務所とはお施主さんの希望を形にするために、その実現に携わる様々な人と打ち合わせや調整をしていく存在だと考えています。
 実現するためのアイデア、問題をただ解決するだけでなく、プラスに解決しさらに良い方向へ持っていくためのデザイン、そういった様々なノウハウなどを日々の研鑽の中で培っています。
 設計事務所に頼むと工事費と別に設計監理料が発生しますが、そういった形のないものである技術、ノウハウ、サービスなどへの対価だと思って欲しいのです。
 建物の事で分からない事があれば、とりあえず設計事務所に聞いてみるなど。もっと気軽に設計事務所を利用してほしいと思います。
 このシリーズは、これでひとまず終わります。
 また、皆さんに知ってもらいたいと思う事があれば、書き足していきたいと思います。
 ではでは。
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